会計士の気まぐれ日記

ビジネスに関する有益な情報をお届けします。たまにただ思ったことや感じたことを書きます。

役者は本当に天才だと思ったこと

昨日、修了考査の合格発表がありました。

結果は、、、無事合格していました!

これで晴れて、公認会計士になることができます。会計士の気まぐれ日記とかいうタイトルつけてたくせに、会計士ちゃうかったんかいって思った方、ほんとすいません。笑

それにしても公認会計士を志したのが2012年11月なので、5年ちょいかかってやっとなることができると考えたら、やっぱり嬉しいです。

とはいえここはあくまでスタートでしかないので、これからもっと頑張っていきます。気合いMAX!!

 

 

 

 

 

 

 

さて、先週、日比谷に「東京ミッドタウン日比谷」がオープンしました。

その中に東宝シネマズも入っているのですが、せっかくなので行ってきました。

映画館は実に3年以上ぶりだったのですが、いやーこれがめちゃくちゃ良かった。

 

 

 

鑑賞したのは、今おそらく日本で一番人気絶頂にあるグレイテスト・ショーマン。

P.T.バーナムという、サーカス(ミュージカルともいう?)の土台を作り上げた人物の物語を描いた、ノンフィクション映画です。

 

 

 

この映画がなぜここまで人気なのか。

ちょっと考えてみたのですが、実に色々なことを訴えかけているんですこの映画。

人種差別のことについて、リスクをかけないと成功するのは難しいことについて、冒険する人生の方が楽しいことについて、音楽と踊りの美しさについて、家族の大切さについて、、まだまだ色々あります。

観る人からしたらすごくわかりやすい内容だし、色んな論点に触れながらも上映時間は104分と長くない。これは万人受けして当然だろうなと思いました。

 

 

一風変わった、世間からの嫌われ者を演者として雇ってサーカスをやるのですが、この演者達が一丸となってショーをやっているシーン等、感動場面も結構あるので、かなり見応えを感じることができると思います。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、映画館で鑑賞するのやっぱりめちゃくちゃいいなー!と思い、その次の日は1人でレイトショーを観に行くことに。

この日に見たのが、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」です。

この映画のメインアクターであるゲイリー・オールドマンはアカデミー賞(主演男優賞)を受賞しており、メイク担当である辻一弘氏もメイクアップ&ヘアスタイリング部門で受賞しています。

 

 

いやー、最初これを観る予定はなかったのですが、これがめちゃくちゃよかった。

なんといっても、ウィンストン・チャーチルってこんな面白い男なんだったのかと思わされます。学校の歴史の授業ではなかなか受けることのできない、「インスピレーション」を強烈に受けました。

書店でその辺のリーダーシップ本を購入するよりも、この映画を1本見た方が遥かにリーダーシップのノウハウを吸収することができるのではないかと思います。

 

 

 

内容もさることながら、この映画を観て感動したのが、キャストの方々の演技の上手さです。

全く映画鑑賞家ではない私が言うのもなんですが、役者って本当に天才ですね。

主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマンの演技もそうなのですが、個人的に本当に感動したのがリリー・ジェームズの演技です。

 

 

ウィンストン・チャーチルの新人書記官レイトンを演じているのですが、表情のひとつひとつが本当に演技とは思えないくらい、作品の世界に入り込んでいます。

 

 

 

こんなシーンがあります。

 

 

戦時中の首相といえば絶大な権力を持つ者として世間からは認識されます。

その上チャーチルは気性の荒い性格だったので、レイトンもチャーチルのことを非常に恐れていました。

そんなある日、チャーチルが演説の練習をするためにセリフをレイトンに原稿化させていたのですが、イギリス兵の多くが犠牲となることを承知でドイツの攻撃に対して真っ向から勝負を挑む旨のセリフを言う時、レイトンの原稿をタイピングする手が止まりました。

レイトンの側には写真が置いてあって、チャーチルが「これはボーイフレンドか?」と聞きます。

これに対してレイトンが「いいえ、これは兄です。この戦争で戦死しました」と答えます。

 

 

このとき、レイトンは非常に複雑な感情を抱いているはずです。

チャーチルの言うことには従わなければいけない、しかし、戦争で兄を失った悲しさ、その兄と同じ運命を辿る人が増えてしまうことに繋がる原稿を書くことの無力さ、様々な感情がレイトンに押し寄せているのですが、その複雑な感情を見事に表現していました。

 

 

目線の動き、口元の微妙な震え、非常に細部にわたる表情までを忠実に表現している、、あまりにも素晴らしくて感動のあまり少し涙がでてしまいました。男が1人レイトショーを観て涙するなんて恥ずかしいですが笑

 

 

 

とにかく、2日連続で映画館で映画鑑賞したのなんて人生で初めてでしたが、作品の内容もさることながら、役者の才能にも感動させられました。天才って、こういうことかと。

 

 

 

これからしばらく、映画鑑賞がハマりそうです。

またこんな感動するいい映画に出会えたらいいなと思います。

上記2つの映画はどれも非常にオススメなので、ぜひ一度劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。