仮想通貨バブルは終わったか
2017年末にビットコイン価格は200万円を超え、他の仮想通貨銘柄も正真正銘のバブルの真っ只中で2017年を終えました。
年が明けてから早くも3ヶ月が過ぎようとしていますが、コインチェック事件をはじめとして仮想通貨関連のニュースについては事欠くことがありません。
では、仮想通貨はバブルを終えてしまったのでしょうか?
すでに仮想通貨でかなり儲けた人、すでに塩漬け状態となってしまっているガチホ勢、これから参入するか迷っている人等、実に様々な人がこの疑問を抱いているものと考えられます。
実は去年の9月、私はこんな記事を書いています。
うん、45万円になった段階でバブルであり、そこまで大量の資金をつっこむのは賢明ではないと言っていますね。。。
そこから3ヶ月間で5倍近くまでいったことを考えると、明らかに間違った推測を書いていることは火を見るより明らかです。笑
恥ずかしすぎて消したい。。。
まあでも、思い返してみれば当たり前のことです。
結局モノの価格っていうのは需要と供給で決まるので、今の価格が高すぎるかどうかを判断するときに重要なのは、「先週から急に2倍になった」等のボラティリティーの大きさではなく、どれくらいの割合の人が買っているか、だということです。
9月あたりは私の周りの人も結構買い始めている時期でした。
上図のイノベーター理論の図では、だいたいアーリーアダプターは買っている、というくらいのタイミングでしょうか。
自分が間違えていたのは、アーリーマジョリティーが入ってきた段階で暴落は始まると思い込んでしまっていたことです。
実際には、アーリーマジョリティー寄りのレイトマジョリティーの中が入ってきた段階で強烈なバブルが起きたんだと思います。
だから、結局そこまでは続くということが今回わかりました。
今のタイミングはバブルは終わってしまったのでしょうか?
以前あんな恥ずかしい記事を書いておきながら言うのも癪かもしれませんが、バブル自体は終わったと思っていただいて間違いないと思っています。
推察も含まれていますが、このように言えるのは主に以下の理由からです。
・市場参加者が損する恐怖を知ってしまい、リスクをとる人が減ってしまった(リスクをとる人がいっぱいいるから、価格は上がる)
・そもそも、大半の人は仮想通貨自体に対する熱が冷めた
・機関投資家も参入してきたことにより、チャートの動きが為替相場のようになり、儲けるためにはショートを組み込んだりする必要性がでてきた
・取引所の事件や国による規制等、ファンダメンタルが不安定であることから、新規参入者が激減した
いずれにせよ、あそこまで加熱する相場は少なくとも10年は来ないでしょう。
あの時期にぼろ儲けすることができなかった自分が悔やまれる。。
投資界においてはやっぱり、まとまった軍資金を持つことがかなり重要だということを再感させられました。笑
まあでも、仮想通貨バブルが終わったからって、仮想通貨自体が終わったとかは全くないと思います。
むしろ、みんな投機目的ではなく、本当の実用性を重視するフェーズに入ってきていると。
まあ、この言葉は佐藤航陽さんのツイートをほぼぱくってしまっていますが、正にその通りですね。
仮想通貨市場はトレードから実利用の模索のほうに焦点が完全に移ったな。投機家は熱が冷めて、プロダクト作る人にとっては楽しくなる時期。
— Katsuaki Sato (佐藤航陽) (@ka2aki86) 2018年3月29日
投機で大儲けをするチャンスは減ってしまいましたが、逆に事業で成功できる可能性は高まったと思うと、後悔している場合じゃありませんね。笑
私も、このブログ含めいろいろ全力コミットしていきたいと思います!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。