会計士の気まぐれ日記

ビジネスに関する有益な情報をお届けします。たまにただ思ったことや感じたことを書きます。

時間の使い方

最近ブログのアクセス数が少し増えてきて、なんでかなーと思ったのですが、アクセスのほとんどを集めているのが、以前書いた東芝の減損の謎 - 会計士の気まぐれ日記なんですね。笑

試しに「東芝 減損」ってググってみたらかなり上位に表示されてちょっと嬉しかったっていうどうでもいい話。

 

 

さて、そんな私は最近はもっぱら期末監査に追われています。働き始めてもうすぐ1年が経とうとしていますが、一番忙しいんじゃないかな?って感じで、仕事をいかに効率的に終わらせるかって本当に大切なことなんだなと改めて実感しています。

で、思ったことが、忙しいとなかなか時間を捻出して自己学習や娯楽の時間を持てないということ。朝新聞を読む余裕もなければ、飲みに行ったりする余裕もない。まあ、余裕を作り出せない自分が、もう少し未熟なのか、それとも仕事にフルコミットできている証拠なのか・・・いずれにせよ、もう少し時間の使い方が上手くなれたらなと思わされています。

そんな今日は、時間とお金の使い方について書いてみようと思います。

 

 

 

人間、容姿や才能、価値観については千差万別だが、唯一皆が等しく持っているものがある。それが、「時間」だ。

 

 

 

こんな言葉を聞いたことがありませんか?たしかに、1日は24時間であり、みんなその時間の中でいろんなことをして過ごしています。今この瞬間にも、世界中のどこかでパソコンを凝視しながら仕事をしている人、ママ友とランチをしている人、受験勉強をしている人、二日酔いで寝ている人等がいます。

 

 

でも、残念ながら時間はみんなにとって平等ではありません。なぜなら、時間というものは絶対的なものでありながらも、相対的なものであるからです。要は、時間の捉えかた、長さの感じ方は人それぞれ全く異なるということです。

科学的にも、人はその人の年齢や生活習慣、行動によって、時間の長さの感じ方が変わってくることが証明されているそうです。

確かに、毎朝同じ時間に起きて同じ電車の同じ車両に乗り、同じ人たちと同じデスクで同じような仕事をして、だいたい同じ時間に帰って同じような飯を食い、同じ時間に寝る。

このような生活は一見安定しているというか、ルーティンワークてきな感じになってていいんじゃないかと思う方もいるはずです。でもこれ、どうやら脳に刺激が足りていない証拠なんだそうです。

よく、こんなことを聞いたことがあると思います。

 

 

「社会人になってから、びっくりするくらい時間が経つのが速い。」

 

 

実際私も、正直社会人1年目はあっという間でした。ついこの間まで夏じゃなかった??みたいな。どうやらこれ、日々のルーティンワークと刺激が少ない生活のせいなのかもしれません。実際、アメリカでの3ヶ月間の語学留学は、非常に時間が長く感じられました。多分、新しい環境で新しい発見の日々があったからだと思います。

 

 

とはいえ、時間の流れが速く感じること自体は問題だとは思いません。逆に長ったらしく感じ過ぎるのもめんど臭いですしね。でも、時間の流れの速さに気づいた時に、自分には何にも残ってないじゃないか、、といった状況になるのは最悪です。

自分、明日で40歳になるけど、自分が残してきたものってなんだろう??みたいなことを考えて萎えてしまうのなんか御免ですよね。そうならないためにも、時間の使い方っていうのは工夫していかないといけません。

 

 

自分も時間の使い方はまだまだ下手くそです。ただ、少し時間をうまく使うにはどうすればいいのだろうということを考えたことがあります。

それは、「やらないことを決めること」です。

時間の使い方とかを考えると、朝には新聞を読みながら朝食をとり、通勤中は英語を聞き流して、夜は家で勉強したり、友達と飲みに行ったりとか、いかに時間を使うかを考えてしまいがちだと思います。

でも、そういうのを考えるよりもまずは「こんなことに時間を費やしてはいけない」ということを考えた方がいいかもしれません。やらないことを決めたら、フォーカスすべきものが見えてくると思います。

 

 

 

そして何かで成果を出そうと思ったら、その何かにフォーカスしなければならないのです。稀に、色んなことをやりながらもそれぞれで実績を出すすごい人もいますが、ほとんどの人は多くても2つのことにフォーカスするのが限界です。

そして、フォーカスすることができずにだらだらと時間を過ごしていると、絶対何かを達成するということはできません。

となると、まず成し遂げたいことや身につけたいこと、なりたい自分を見極める。そしたら、それをやるためにはどういった行動が必要なのかを考え、あとはひたすらそれにフォーカスして行動しまくる。

 

 

基本的に、成し遂げたい目標が大きければ大きいほど、フォーカスが必要な期間は長くなります。そして、長い期間フォーカスするのは本当に大変なことだし、フォーカスする対象がそもそも間違っていたら途中で軌道修正が気づかないまま、望んでいた場所にたどり着けない可能性があります。だから長期的な目標から中期的な目標、そして短期的な目標まで落とし込み、あとはその短期的な目標の達成にフォーカスするっていう状況を作り出すことが大切です。

 

 

こうやって考えると、通勤時間をいかに有効に使うかに頭を使うよりも、自分のフォーカスすべき対象を決めることに頭を使った方が懸命なのかもしれませんね。フォーカスすると決めたら、どうでもいいことなんて自然とやらなくなるし、隙間時間にぼーっとするようなこともなくなります。

休日の朝とかに時間を作って、ゆっくり考えてみたいものですね。

 

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。