会計士の気まぐれ日記

ビジネスに関する有益な情報をお届けします。たまにただ思ったことや感じたことを書きます。

メンタルを強化するには

今日は天気がいいので、スカイツリーまでランニングをしていました。

ちなみに家からスカイツリーまでは片道大体6km。こんなに走ったん久々でなかなか疲れた。。

それにしても、普段行くことのない知らない土地をランニングするのはなかなか面白い。あと、ゆっくり走ってるときや歩いているときって、いろいろ考え事ができて面白いです。今日は、ランニングしているときに考えたことをちょっと書いてみます。

 

 

実は先週、仕事で軽くミスって上司に怒られました。そんな時に思ったのが、メンタルの強さがいかに大切かということ。自分は、何かミスって怒られたら、反省はするけど落ち込まないようにすることを肝に銘じています。

怒られていつまでもへこんでたとしても、その次何もできなくなる。それだけでなく、また怒られるのが怖くて次の行動が消極的になってしまったりと、負の連鎖に陥る可能性が高いからです。

 

 

だから、多少のことがあっても動じないメンタルの強さは大切やなと。自分もまだまだなのですが、やっぱりどの世界でも一流の人は鋼のメンタルを持っているとしか思えません。

 

 

 

例えば、なぜイケメンのナンパ成功率が高いか。

もちろん容姿がいいから女性に受け入れられやすいという面もありますが、僕は容姿よりも、イケメンであることによって生まれる自信が、ナンパ失敗という恐怖心をかき消しているからだと思います。

こんなことを何真面目に書いてるねんって思うかもしれません。笑 でも、意外と重要なことです。

 

 

僕の先輩にナンパ師がいるのですが、その人曰く、容姿がよくても、ナンパするときに怖気付いてたら成功する確率はがくっと下がるそうです。女性は声をかけてきた男がびびってたら瞬間的に分かるからです。逆に、多少容姿がよくなくても、ナンパ失敗を全く恐れずに果敢に挑む男はナンパ成功率が高いそうです。

 

 

じゃあ、恐怖心を抑えようとするにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、良い結果を期待しないことです。

これはナンパだけじゃなく全てに通じます。

 

 

 

最近やっていませんが、僕はFXのトレーディングをやっていた時期があります。

そこで学んだことは、小手先のチャート分析やファンダメンタル分析よりも圧倒的に重要なのが、鋼のメンタルを維持できるかどうかということです。

トレードとかはメンタル力が顕著に出る世界で、損失や利益の減少を恐れている人は、利益がちょっと出たらすぐに利食い、損失は元の位置に戻るまで切らずに放置する傾向があります。そして、このパターンに陥ったら、極端な話、勝率80%でも資産を増やすのはほぼ不可能です。

 

だから、自分で決めた規律にしっかり従う。例えば、5%の損失が出たら絶対損切りし、自分が決めた利食いポイントにこない限りは利食わない。といった規律。口で言うのは簡単ですが、これを徹底的に実行しようと思ったら本当に強いメンタルが必要です。

そしてその強いメンタルを維持するためには、先ほども述べましたが良い結果を期待しないことです。良い結果を期待してしまうと、その期待と結果が伴わないときにメンタルがブレまくれて次の失敗が怖くなり、普通の精神状態だったなら絶対にやらないような訳わからないトレードをしてしまってどんどん悪い方向へと進んでしまうからです。

 

 

 

自分の才能は信じた方がいい。ただ、良い結果が生まれるとは思わないこと。これが一番バランスいいのかと思います。

トレーディングでもナンパでも(この二つを引き合いに出すのはなんか変ですが 笑)、自信がなければ話になりません。でも、結果には期待しないということ。どちらも、失敗なんて絶対おこりうることであり、自分は才能があるから続けてたら成功はやってくるだろう、くらいに思うのがベストだと思うのです。

 

 

 

このメンタルの強さが最強に備えているのが、世界でも一流のスポーツ選手。

例えば、サッカー界でここ数年世界一の選手と言われているリオネル・メッシのことを考えてください。

彼はこれまで前人未到の5回もバロンドール(毎年世界一のプレーヤーに表される賞)を受賞していますが、彼の本当にすごいところはメンタルの強さに尽きると思います。

 

 

もちろん、テクニックも世界一のレベルです。だけど考えてください。何十億人もの期待を背負いながらプレーすることを。そして、思うようなパフォーマンスが出なくなったときに

 

 

「あー、もうメッシの時代は終わりだな」

 

と言われることの恐怖を。僕のような凡人には計り知れないプレッシャーがそこにはあるはずです。

しかし、それをものともせず、5回もバロンドールを受賞している。これは明らかに鋼のメンタルを備えているとしか思えません。

ウサインボルトや、マイケル・フェルプスロジャー・フェデラー等の、継続して1位であり続けるアスリートにも共通していると思います。

 彼らは、周囲の何十億人もの人が良い結果を期待してくるので、自らも良い結果をある程度期待するのは不可避です。

 

 

そう考えると、僕らは他人からの期待なんかないに等しいはずです。もちろん、すでに有名になっている人とかは別ですが、普通の人は良い結果を期待するのなんか自分次第なわけです。そう考えると、自分が失敗をしてそれを気にする人の数なんてたかがしれてます。

 

上記から、恐怖心に関して以下のような方程式が成り立つと考えられます。

 

 

自分が期待する結果ー実際の結果=失敗への恐怖心

 

 

 

そのため、恐怖心を下げるためには実際の結果を高めることばかりを考えるよりも、自分の期待する結果の水準を下げる方がてっとり早いのです。

そしたらその結果、次にチャレンジする時の恐怖心はなくなり、実際の結果も自然とよくなってきます。

 

 

だから、仕事でもトレーディングでもナンパでもプレゼンでもなんでも、良い結果なんて出たらラッキーくらいに思いましょう。

そしたら、自分でも驚くような良い結果が伴ってくれるかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。